TOP
第1320回例会

「芸能というビジネスの現状と未来」

img

一般社団法人 日本音楽事業者協会

専務理事 中井秀範 氏
 芸能が職業として成立したのは、占い師と同じくらい古いと言っていいでしょう?日本的に言えば、神代の昔から芸能を生業とする人々は存在しましたが、現在のように芸能プロダクションと呼ばれる事業者が中心となって芸能の世界を動かすようになったのは、戦後のことです。
 この芸能プロダクションには、吉本興業のように、戦前から演芸等の興行の世界から派生したもの、戦後進駐軍のキャンプを演奏して回っていた学生ジャズバンドから派生した渡辺プロ、ホリプロなどの二つの系統があります。現在はどちらも同じ事業内容ですが、その成長過程での、主たる収入源は、前者がライブ中心、後者がレコード中心だったと言えます。もちろん両者ともテレビというメディアを最大限活用して成長してきました。
 レコードという複製物(copy)、それに関わる著作権(copyright)で収益を得てきた、レコードメーカー、音楽出版社、芸能プロダクションは、デジタル化によって複製と流通がほとんどタダになってしまった現在、大きな事業変革を迫られています。
メディアのデジタル化が進むほどに、複製することが出来ない、ネットを介しオンラインで送ることができないアナログなものの価値が上がっていくという流れの中で、ライブエンタテインメントが見直されています。生でその場に居られる喜び、同じ場を共有している一体感など、デジタルでは得られない体験型の感動産業としてシフトを始めています。
 そこに至る様々な問題点、解決法について、今問題になっている入場チケットのネット上での高額転売問題などについてもお話できればと存じます。

<プロフィール>中井 秀範 (なかい ひでのり) 1958年10月22日、富山県高岡市生まれ。
1981年 慶應義塾大学法学部法律学科卒業。
 同年   吉本興業株式会社入社。
      入社後、桂三枝、桂文珍、明石家さんま、ダウンタウン等のマネージャーを歴任。
      その傍ら、テレビ番組、舞台のプロデュースを担当。
      心斎橋筋2丁目劇場の創立、吉本新喜劇プロジェクトにも参加。
1994年 セールスプロモーション部課長
1995年 ㈱ダイナウエアとの資本提携により設立された
      メディアマジック・インタラクティブ㈱の設立に伴い、取締役として出向。
1998年 吉本興業株式会社本社に戻り、大阪制作本部 業務推進室 室長
2000年 KDDIとの合弁によるインターネット事業会社である㈱ファンダンゴ制作担当取締役就任。
2002年 ㈱ファンダンゴの代表取締役就任。
      吉本興業東京本部  アジアプロジェクト チーフプロデューサー兼任。
2003年 ㈱ファンダンゴの代表取締役退任。
      東京電力との合弁による㈱キャスティ代表取締役就任。
      吉本興業東京本部 ブロードバンド事業部 チーフプロデューサー兼任。
2006年 吉本興業㈱ 制作営業統括本部 執行役員 権利開発センター長
      ㈱ファンダンゴ 取締役 就任 ㈱吉本音楽出版 代表取締役 就任
2007年 ㈱よしもとファンダンゴ 代表取締役社長 就任
2008年 ㈱よしもとファンダンゴ 代表取締役社長 退任
2014年 株式会社よしもとアドミニストレーション 代表取締役副社長
2015年 吉本興業株式会社 退社
同年6月   一般社団法人 日本音楽事業者協会 専務理事 就任。
      一般社団法人 映像コンテンツ権利処理機構 理事 相愛大学 音楽学部 非常勤講師

日 時 2016年10月26日(水)
場 所 ハイアットリージェンシー東京

地域の活動に参加したい。自分の能力をほかの人たちのために役立てたい。あなたが共に活動できるメンバーは、東京新都心ロータリークラブでみつかるかもしれません。魅力あるロータリーの活動を知りたい、参加したいという方は、気軽にお問い合わせください。
電話によるお問い合わせ: 03-3340-3555 Eメールによるお問い合わせ:shintoshin-rc@par.odn.ne.jp

電話によるお問い合わせ 03-3340-3555
shintoshin-rc@par.odn.ne.jp