TOP
第1226回例会

「京都迎賓館にいきる伝統文化とおもてなし文化」

img

元内閣府迎賓館 館長
安藤昌弘氏
京都に迎賓館が建設されることになったのは、平成2年7月に、京都府知事、京都市長、京都商工会議所会頭の連名で平安建都1200年記念事業の一環として申入れられたからです。その後、平成6年10月の閣議で建設が決定され、場所は京都御苑内饗宴上跡地とされました。正に、京都の中心である御苑内ですから、周辺の環境にも十分配慮し、公園内の希少動植物調査や、埋蔵文化財調査等を慎重に行うとともに、敷地内の樹木も可能な限り残して建設されました。
また、京都迎賓館の外周は、京都御所に隣接することから、「築地塀」の形式を踏襲した塀を巡らし、建物の高さも御所より低くなるように平屋建として、緩やかな勾配を備えた「むくり屋根」にするなど、周辺との調和を十分図っています。
更に、この京都迎賓館の建設工事には数寄屋大工、左官、建具、截金等の伝統技術と、調度品の製作に、蒔絵・螺鈿、西陣織、京指物、清水焼などの伝統技能が様々なところで活用されています。そして、それらの伝統技能の背後に、今日の最先端の各種ハイテク技術がもちいられ、両者のコラボレーションによる見事な仕上がりとなっています。ここに滞在された欧州連合のバローゾ委員長は、「これこそ、日本の強さである現代技術と伝統文化の融合の見本であり、欧州も是非見習いたい。」と語っていました。
また、賓客の来られるときのしつらいも、季節を先取りするいけばなや絵画でお迎えし、京料理でおもてなしをするなど多くの海外首脳の絶賛をいただいています。
【略歴】
昭和19年生まれ
昭和42年 東京大学法学部卒、同年総理府に入る
昭和45年から47年 英国オックスフォード大学留学
その後、迎賓館次長、賞勲局長、総理府次長を歴任
この間、昭和60年から63年 スイス・ジュネーヴ勤務
平成13年から16年 特命全権大使ルクセンブルク国駐箚
平成16年から20年 内閣府迎賓館館長
平成20年から 一般社団法人 新情報センター会長として 現在に至る

 

日 時 2014年09月03日(水)
場 所 ハイアットリージェンシー東京

地域の活動に参加したい。自分の能力をほかの人たちのために役立てたい。あなたが共に活動できるメンバーは、東京新都心ロータリークラブでみつかるかもしれません。魅力あるロータリーの活動を知りたい、参加したいという方は、気軽にお問い合わせください。
電話によるお問い合わせ: 03-3340-3555 Eメールによるお問い合わせ:shintoshin-rc@par.odn.ne.jp

電話によるお問い合わせ 03-3340-3555
shintoshin-rc@par.odn.ne.jp